爆益と評判のFX自動売買EAフェニックス(phoenix)ですが、本当に稼げるツールなのか疑問に感じている方もいるでしょう。
ここでは、フェニックスEAの仕様とロジックについて徹底解剖します。どんな魅力が潜んでいるのか、運用時に注意すべき点は何か、この記事を読んで理解を深めていきましょう。
フェニックスEAとはどんな仕様か
フェニックスは、ゴールド取引に特化したEAです。
リリース当初は海外FXのXMで利用できるツールでしたが、2023年6月からIS6FXに変更しました。
最大の特徴は異なる2つのロジックを組み合わせていることで、片方で損失が出てももう一方でカバーする形を取っています。
そして、両方で利益が出ると高額利益が見込めることから「爆益EA」と言われているわけです。
ただし、ベースとなるロジックはナンピンなので、リスクが高い取引手法なのは否めません。
そのため、リスク管理ができるFX上級者に向けたEAといえます。
ロジック | 両建て爆益ナンピン型 |
---|---|
証券会社 | IS6FX(マイクロ口座) |
最大レバレッジ | 1000倍 |
取引通貨 | ゴールド |
必要証拠金 | 2万円(1チャート限定) |
推奨ロット数 | phoenix v1
phoenix v2
|
想定月利 | phoenix v1…月利100%
phoenix v2…月利150% |
利用料 | 無料 |
フェニックスのロジック
前提として、どちらのロジックもベースはナンピンです。
ただし、その他性能や特徴はそれぞれで異なります。
両方稼働するからこそ利益が見込めることを踏まえた上で、以下を見ていきましょう。
phoenix v1
基本的なロジックは、以下の通りです。
- ナンピン数…20ポジション
- ナンピン幅…17pips
- マーチン倍率…1.47倍
- エントリー…両建て即時エントリー
両建てによるエントリー方式を取っているので、証拠金維持率を割ることなく常にポジションを保有し続けることが可能です。
さらに、ゴールドの特徴である値動きが激しいチャートに対応できるよう、ナンピン幅とマーチン倍率を絶妙なバランスで計算されています。
その結果、相場が少し反転するだけで利確が可能となっており、荒れた相場であろうが関係なく想定月利の100%現実化しています。
phoenix v2
基本的なロジックは、以下の通りです。
- ナンピン数…最大60ポジション
- ナンピン幅…1~10までは7pips、以降は11pips
- マーチン倍率…1回目~2回目は0,01、以降は変則で最大0.59ロット
- エントリー…1分足ベースでオシレーターによる逆張り両建て
phoenix v1のように常にエントリーをするわけではなく、高確率で利益が出るポイントに限定して保有する仕組みになっています。
さらに、マーチン倍率が低い且つ変則的であることから、ナンピン数が多くても証拠金維持率のバランスを保つことが可能です。
また、ナンピン幅もポジション数で変動するので、マーチン倍率と同様リスクが少なく取引できます。
想定月利がphoenix v2の方が高いですが、より高性能なロジックで開発されている所以でしょう。
フェニックスの各種機能
完全ツール任せではなく、自己設定によるリスク管理が可能です。
いずれも利便性の高い機能となっているので、運用前に一度目を通してみてください。
新規エントリーの許可
新規エントリーを許可制にできる機能です。
経済指標の発表時や市場の動向などで暴落した場合、荒れた相場に対応できるロジックとはいえ耐えきるのは難しいです。
ただし、保有しているポジションがあるので、新規エントリーを止めてしまうと利確ができません。
そういった場面に有効活用できるのがこのエントリー機能であり、エントリーをせず決済のみ行えます。
買い許可と売り許可
買い許可と売り許可を設定できる機能です。
そもそも、ナンピン型は相場が戻らないと利確が難しいので、上昇トレンドや下降トレンドになった場合に大きな損失を抱えてしまうリスクがあります。
このトレンド発生時に有効なのがこの機能で、上昇トレンド時に順張り設定にしておけば、逆のポジションを持たずに済みます。
また、売りポジションを持っている時も同様に設定すると、損失額が膨れ上がるのを阻止することが可能です。
曜日別稼働時間指定
特定の時間のみ稼働設定ができる機能です。
経済指標時やリスクが高まりそうな時間帯・曜日を避け、自動売買を限定的に稼働できます。
長期的に運用していくと、ゴールドの値動きが不安定な時間帯が見えてくるかもしれないので、自己分析しつつ有効活用してみてください。
フェニックスの魅力と特徴
最大の魅力は、ゴールドの特徴を活かして利益を最大限に伸ばせることでしょう。
特に、ゴールドはハイリスクハイリターンの銘柄と言われているので、稼げる仕組みさえできあがれば大きな利益を生み出せます。
さらに、2つのロジックを組み合わせていることで、爆益を現実化した時には最大月利が250%まで跳ね上がります。
もちろん常に予測通りに相場が変動するわけではないので、利確が難しい月も出てくるはずですが、それでも100%と150%の組み合わせは驚異的でしょう。
フェニックスの注意点
注意点として踏まえておきたいのが、資金管理とリスク面です。
上記の魅力と逆の考え方になりますが、稼げる仕組みはあくまで可能性に過ぎません。
損をする人がいるから利益が生まれるわけであって、勝率を上げられても確実に稼ぐのは現実的に不可能です。
さらに、ロジックがナンピン型なので、トレンドの予測に自己判断を加えないと、資金が尽きる可能性すら出てきます。
リスクを軽減させるためには、推奨証拠金を守り、適切なロットで運用することが求められますが、資金管理と稼働停止・エントリーのタイミングはFXの知識がないと難しいです。
そのため、FX初心者や大きなリスクは避けたい方は、確実に稼げるツールは存在しないことを理解したうえで運用しましょう。
フェニックスを運用と設置方法
フェニックスを導入するには、IS6FXで新規口座開設をする必要があります。
ただし、Google検索による公式サイトからの登録ではなく、フェニックスを宣伝している方の紹介じゃないと入手できません。
紹介者のほとんどは、以下の条件を満たしている方のみ専用リンクを教えているようです。
- 証拠金を十分に準備できる方
- 投資は自己責任であることを理解している方
- ツールの転売をしないなどルールを守ってやり取りができる方
ツールの入手後は紹介者からマニュアルが貰えるので、手順に沿ってMT4にフェニックスをインストールしましょう。
まとめ
フェニックスEAを運用したい方は、十分な資金を確保したうえで稼働をスタートしましょう。
さらに、状況に応じて資金移動しながら利確していくことが大切です。
ナンピン型で初心者が使いこなすのは難しいロジックではありますが、仕組みを理解して運用していけば、長期的に稼げる可能性は十分に考えられます。
とはいえ、確実に利益が出る自動売買は存在しないので、想定月利を過信しすぎず、自分なりの取引スタイルとして確立していきましょう。